屋根のリフォーム・耐震のことなら香川県綾川町萱原板金工業所へ

                     

屋根のダイエット 軽い屋根で耐震性アップ

鋼板屋根は1㎡あたり約4.5kgと超軽量のため、建物にかかる負担が軽減されます。 金属製のため、地震時の「割れ」に対しても心配がありません。

軽い屋根が安心の理由

屋根は建物の柱・梁・壁に支えられ、建物の一番上部に位置しています。この屋根が重ければ重いほど、建物の躯体にかかる負担は大きくなります。屋根面積100㎡のお住まいの例で比べてみると、鋼板屋根の場合は軽自動車1台未満の重量に対し、和瓦屋根の場合は7台以上の重量が躯体にかかっていることになります。

屋根面積100㎡のお住まいの場合

地震力を大幅に低減

地震による建物への負荷は、建物の重量に比例して増大します。
さらに、屋根が重いと建物の重心が高くなるため、地震時の建物の揺れ幅がより大きくなります。
軽量なガルバリウムを使用した場合、建物の重量も軽くなり重心位置も低くなるため、揺れ幅が小さくなります。
また、建物の柱や梁などの躯体にかかる負担も低減できます。

優れた遮音性能

実際の屋根を再現した模型に人口降雨を降らせ、屋外と室内にそれぞれ設置したマイクにて雨音を測定しました。
鋼板とポリイソシアヌレートフォームの一体化により、雨量106mm/hの豪雨の雨音も、室内ではささやき声程度の雨音へと低減します。

優れた遮音性能

金属鋼板を使用した段葺き工法屋根のダイエット「風羽家(ふうか)」です

段葺き工法とは、屋根と下地の間に常に新しい空気層を作る工法です。
空気層を十分取る事により、断熱はもちろん雨天時の金属特有の共鳴に対しても、抜群の防音性を実現しました。

羽のように軽く、屋根と下地の間に常に新しい空気層を作る工法

詳しくは施工実績を御覧下さい。

ガルバ鋼板の表面
ガルバ鋼板のメッキ層は、粒状のアルミリッチ層を亜鉛リッチ層を網目状に取り囲んでいる構造になっています。ガルバ鋼板はメッキに含まれる亜鉛とアルミニウムが最もバランスよく機能する組成となっており、優れた耐食性を発揮します。
メッキはAZ150(メッキ付着量150g/m2)を採用。AZ120に比べメッキの付着量が多く、より高い耐食性を発揮します。

遮熱性塗装による遮熱効果

表面塗装の採用の「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」により、大きな遮熱効果が発揮できます。
太陽光の中には様々な波長の光が含まれており、その中には、熱エネルギーに変換されやすい赤外線が約50%含まれます。
遮熱性塗装は赤外線の反射特性が大きい着色顔料を使用しており、日射による鋼板温度の上昇を制御します。

遮熱性塗装鋼板の拡大イメージ
遮熱のイメージ
簡易遮熱試験結果
遮熱性塗装鋼板と通常塗装鋼板にランプにより熱を与え、裏面温度の違いを測定しました。60分の照射で約15℃の温度差が発生します。
日射反射率測定結果
同系色の遮熱性塗料と通常塗装に光を当てたときの反射率の違いです。

屋根裏面温度の比較

実際の屋根を再現した模型に人口太陽を照射し、温度が安定した状態(80分経過後)に
屋内側をサーモカメラで撮影した結果です。

屋根裏面温度の比較